自己破産で失うものは3つだけ

自己破産をすると失うものがたくさんあると思っている人は多いですが、実は自己破産で失うものというのは限られています。

この記事では、自己破産で失う「財産」、一時的に使えなくなる「クレジットカード」、一部の人が一時的に失う「仕事」について説明していきます。

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★自己破産で失うものは「財産」だが一文無しにはならない
自己破産すると、借金の返済義務がなくなる代わりに、預金・不動産・自動車など、財産の大部分が処分されます。

しかし、99万円以下の現金・衣類・寝具・家具・家電など、生活に最低限必要な財産は「自由財産」として残すことが認められていますので、一文無しになって生活できなくなるということはありません。

また、自動車がないとどこにも行けない地域に住んでいる人の自動車や足が不自由な人の車いすなど、その人の生活に欠かせないものは裁判所の裁量で自由財産に含めてもらえることもあります。

★「クレジットカード」は自己破産後約5~10年間のみ失うもの
自己破産をすると信用情報機関に情報が登録され、クレジットカードが使えない、ローンが組めない、分割払いでスマホなどが買えない、といった制限を受けます。

これはいわゆる「ブラックリスト」の状態ですが、ブラックリストは5~10年程度で解除されるので、その後は元のようにクレジットカードの利用などがでるようになります。

★人によっては「仕事」も一時的に自己破産で失うもの
自己破産の手続き中は、弁護士や司法書士などの士業・金融業・建設業・風俗業・警備員といった一部の仕事に就けなくなるという制限がかかります。

この職業制限はあくまでも一時的なもので、免責許可決定が出て自己破産が終わると制限が解除されます。

制限の対象となる仕事をしている人は、自己破産をする前に職場の担当者に相談して、休業扱いにするなどの対応を取ってもらう必要があります。

★まとめ
自己破産では財産を失うことになりますが、生活に最低限必要な財産は手元に残すことができます。

また、自己破産するとブラックリストに載るのでクレジットカードが使えなくなりますが、一時的なもので5~10年程度が経過すると再び使えるようになります。

なお、人によっては自己破産で一時的に仕事を失う場合もありますが、破産手続きが終われば再び元の仕事で働けるようになります。